8月9日(日)大手広告代理店元海外事業部 飯山祐彦氏”複業先生”LIVE

8月9日(日)に大手広告代理店元海外事業部 飯山祐彦氏がオンラインで行われたキャリアトークライブのゲストとして貴重なお話をしてくださいました。

たくさんの話をされた中で、今回は筆者星野谷が特に、非常に参考になった部分をご紹介します。


飯山祐彦氏
1986年、富士通(株)にてアフリカ・ヨーロッパ担当の営業として社会人キャリアをスタート。
 1989年からはMcCann-Erickson Tokyoでストラテジック・プランナーの道に進み、クレジットカード・化粧品・ジーンズ・ファストフード等の様々な外資企業のマーケティング/コミュニケーションを担当。
 1997年、海外でビジネスする日本企業のお手伝いをしたくて博報堂に入社。
自動車・飲料・化粧品等を担当し、現在に至る。
  最も経験豊富な仕事は、自動車メーカーの海外ビジネス支援。
 2003年から2011年までの約8年半のパリ駐在を中心に、ずっとヨーロッパ・ビジネスに関わっている。
  2010年4月から帰国までの1年2か月は、博報堂フランス社長を務める。
  ヨーロッパの現地人得意先や現地マーケティング/コミュニケーション/クリエイティブ会社との協業経験豊富。
  2015年EFFIE AWARDS ASIA PACIFIC審査員。上智大学フランス語学科卒業。

学生時代の想い

「人から評価されるのも嫌いだったし、評価される人間になるとも思っていなかったので、働くのが嫌いだった。アルバイトも全然しなかった」
「グローバルビジネスに興味を持ったのは、文化や異なる環境を体感したかったから。山形出身だったから、とにかく新しいモノ・コトを知りたかった。僕の場合はそれが東京を通り越して、海外だった。」

「広告マンは『出来ません』と言わない」

当時アメリカで流行していたものを日本にもっていく際に、取引先から無理難題を言われた際に、先輩の方が「はい!出来ます!」と仰ったそうです。

一見根性論のようにも思えますが、「出来そうもない事」に取り組み、解決策はないのか徹底的に考え抜き、あらゆる視点から課題を見つめる。そうして初めて人が気付かないビジネスチャンスに気付き、世の中に価値を提供できるのだと感じました。

『まず、出来ると言う』


「考えるとは、『深く感じる』ことだ」

ビジネス上での海外と日本の違いは、クリエイティブさを徹底的に求められることだそうです。

ですが、日本でも海外でもビジネスの本質は変わらないそうです。
「相手にいかに喜んでもらえるか」

飯山さんご自身は、学生の頃から「働く」ことがとても嫌いだったそうですが、今は他者貢献をすることで相手に喜んでもらい、結果自分も楽しく、幸せを感じることができるそうです。

相手の言ったことを全部書き出して、「この人は言外でどう思っているのだろう」と相手自身ですら気付いてないことを深く感じ取れる(=考える)ことで初めて、相手に喜んでもらえる、と気付かれたそうです。

相手の話を本当の意味でよく聞く傾聴力と言外で思っていることを想像する想像力が大切だと感じました。

『相手の話をよく聞き、その真意を、深く感じる』


決めつけないでオープンにしておく事

最後に飯山さんからのメッセージをご紹介します。

もっともらしい答えが見つかったと思っても、固定観念にとらわれず、常にゼロベースで考える事。

逆に、答えが見つからない時も、「その可能性はないだろう」と決めつけず、柔軟にあらゆる情報を仕入れて、先入観を持たずに深く感じる(考える)ことが大切だと学びました。

初のパーソナリティでしたが、とても楽しくお話を伺うことが出来ました。
大変貴重な機会でした。ありがとうございました。


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