【静岡県・下田東中学校】中学生1年生の探究学習にプロがフィードバック!

こんにちは!LX DESIGN学校コーディネーターの菅家です。今回は、12月18日に下田東中学校で行った「複業先生」授業についてご紹介します!

複業先生プロフィール

丸原孝紀

・株式会社東急エージェンシー
SDGsプランニング・ユニット POZI
・サステナビリティ・プランナー
/コピーライター

キモチ、掘ります。言葉を軸に、人と人、人と自然、人と社会を心地よくつなぐコミュニケーションを企画しています。東京コピーライターズクラブ会員、WEBマガジン「greenz.jp」のライターとしても活動中。

堀内有為子

・株式会社東急エージェンシー
クリエイティブ局第2クリエイティブ部部長
・クリエイティブディレクター
・東京コピーライターズクラブ会員

まだ知られていない「楽しいこと」「おいしいもの」「便利なもの」を、それを待ってる人に伝えるコミュニケーションを目指しています。

藤井瑛里奈

株式会社しもズブ代表取締役(カメラマン兼ウェブデザイナー)

大学では教員とスポーツトレーナーを目指して勉強をするも、卒業後、デザイナー✖️カメラマンとしてフリーランスに。
2020年7月に静岡県下田市でのプロジェクトをきっかけに、埼玉から下田へ。最初は2週間のみの滞在予定だったが、下田の町が好きすぎて、10月、下田を好きになる人を増やす会社、株式会社しもズブを設立。

授業概要

今回の授業は、「探究学習へのフィードバック」がテーマ。

下田東中学校の生徒さんは今まで、総合的な学習の時間を使って、「下田の海をもっとアピールするには?」「海岸のゴミを減らすには?」「下田の歴史をもっと楽しんでもらうには?」といった自分たちの選んだ自由なテーマで調べ学習を行い、ポスター・パンフレット制作や動画作成などを行ってきました。
最終的にウェブ上に作品をアップロードしたり、駅構内や観光協会などで活用してもらうのが目標です。そこで、より効果的な作品に仕上げるコツを、今回「発信」のプロフェッショナルたちに伝授していただきました!

当日のタイムテーブル

  • 10:00 – 10:20 LXDESIGN担当者と下田東中学校の先生方で、当日のスケジュール確認・音声&接続状況の確認
  • 10:25 複業先生がZoomにログイン
  • 10:30 – 11:50 各グループごとに、別々のブレイクアウトルームに分かれて授業
  • 11:50 – 12:00  全体総括・まとめ

プロの目線から、生徒たちの作品に丁寧にアドバイス!

下田東中学校の生徒さんが取り組んでいる「下田の再発見と発信」プロジェクトでは、最終的な発表作品にポスター・パンフレット制作を希望する生徒さんが約8割。そのため、広告代理店の中でも特に「観光地の見せ方」に秀でている東急エージェンシーさんより、2名の複業先生をお招きしました。

例えば、クリエイティブディレクターの堀内さんは、「対象者は、東京にいる人?北海道にいる人?女の人?男の人?年齢はどのくらいの人を考えているの?」と生徒たちに積極的に問いかけをされていました。
その上で、「『下田に一泊二日で旅行に来ませんか?』というメッセージを発信するにしても、対象者によって伝えるべきメッセージは異なる。例えば、小学生を持つ親御さんにアピールするなら『君は何を捕まえる?下田の海で。』という風に、海洋動物と触れ合える機会を前面に出した方が魅力的だよね。
その一方で、おじいちゃん・おばあちゃんにアピールするなら『フルムーンに、下田の海を一緒に歩こう』と、夫婦で満喫できるゆったりした時間を意識したキャッチコピーが効果的だよ。」と具体的な例を出しながら、広告の対象者をしっかりイメージすることの大切さについて、説明してくださっていました。

また、パンフレットの作り方のコツについて、コピーライターとして活躍される丸原さんは、「読者の期待をいい意味で裏切る内容にしたり、読む人の気持ちの流れを意識してページ構成を考えるといいよ」とアドバイスをされていました。
パンフレットを作る際には、どうしてもいろんな情報を詰め込みたくなってしまうもの。そこから視座を一つ高くして、「自分が読者だったら、どんな読了体験をしたいか」を考えるべし、というのは、プロならではのアドバイスでした。
情報をただ羅列するのではなく、読者の頭の中に「どうして?」「そうだったの!?」といった感情がわき起こるように、誌面をイメージしていくことの重要性を学んだ瞬間でした。

生徒たちも、それぞれの長所・短所を複業先生が的確に指摘してくれ、すぐに使えるコツなどをアドバイスをしてくれるので、とても真剣にセッションに取り組んでいました。

iPadを使った動画編集ワークショップは情報満載!

メンタリングセッションと並行して、動画作成を考えている生徒を対象に、iPadアプリ「iMovie」を使った動画編集のワークショップも行いました。

ワークショップでは、カメラマン兼デザイナーである藤井さんが、iMovieの基本的な操作方法と、初級者を脱するためのコツを伝授してくれました。

まずは、写真の取り込み方、字幕やタイトルの付け方、トランジションやフィルターの使い方など、基本的な操作について解説していただきました。動画編集ソフトは多機能な分、アイコンなどが多くて、初めはとっつきにくいもの。
藤井さんは、オンラインでも生徒さんたちにわかりやすく学んでもらえるよう、Zoom上でお手持ちのiPadを画面共有して、手元操作が見えるようにして解説をしてくれたので、生徒たちは画面をみながら、iMovieの使い方について理解を深めることができました。

生徒さんたちが基本操作に慣れた後は、どんな写真を使うべきか、画面に動きや変化をつけるにはどうしたらいいかなど、より「センスのいい動画」に仕上げるためのコツに関する授業。
同じ海の写真でも、ズームアウト/ズームインの違いで、フォーカスポイントが変わり、印象が違って見えることや、字幕の大きさやフォントの違いなどによって、メッセージの伝わりかたが違うことなど、勉強することが満載でした!

ワークショップ後は質疑応答の時間。生徒さんからは、「観光用の動画を作るために、重視すべきことはなんですか?」「一つの写真につき、どのくらいの秒数見せたら、テンポよく、かつ見やすく編集できますか?」といった質問が相次ぎ、生徒さんたちの熱中度がうかがえました!

Zoomの便利機能を活用して、移動の手間なく「個別⇆全体」の切り替えも!

今回の授業は全てオンライン会議ソフトのZoomを使って行いました。すでに先生方でもZoomに慣れている方は多いかと思いますが、Zoomには「ブレイクアウトルーム」という便利な機能があることはご存知でしょうか?

ブレイクアウトルームとは、Zoomの参加者を特定の独立した「部屋」に分ける機能です。そのため、他の参加者に気兼ねすることなく、「部屋」の参加者同士で自由に交流を行うことができます。また「部屋」を閉じれば、参加者全員が一つの会議に戻ってくることもできます。

「グループ活動中は、お互い独立した空間が持てるようにしたいけれど、最後に全体でまとめの機会を持ちたい」という際に、生徒さんが部屋の移動をすることなく、スムーズに「個別⇄全体」の切り替えをすることができます。

今回は、この機能を利用して、各先生との1対1のメンタリングやワークショップの後、全体での総括や感想の共有を行うことができました。最後に複業先生たちから激励の言葉をもらって、生徒たちもいっそう気合が入ったようでした!

これから最終発表まで2ヶ月、どんな作品ができるのか、今からとても楽しみです!

授業を終えて

インターネット・通信端末・SNSの普及によって、個人が発信者になることは当たり前の時代になってきました。小学生の「なりたい職業ランキング」でも、Youtuberがランクインするなど、「自分の好きなことを発信する」ことが職業として成り立つ時代になっています。

この傾向がさらに加速していくことが予想される中、子供たちの「探究力・発信力」を伸ばすことは、非常に教育課題となっています。今回の「発信」のプロフェッショナルからの授業が、生徒さんたちの探究心や発信の楽しさを刺激するきっかけになれば、非常に嬉しいです!

今回、授業実施に際しては様々な方のご協力をいただきました。学年主任の佐々木先生を始めとする下田東中学校の先生方、また「複業先生」として参加してくださった、丸原様、堀内様、藤井様に改めて感謝申し上げます。

複業先生は、時間や場所の制約を超えて、さまざまな社会人・大学生との出会いによって、一人でも多くの子どもたちに未来が広がる機会の提供を目指しています。
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