【複業先生インタビュー】“外国語を学ぶ人の背中をおしたい”―――台湾在住ブロガーCocoさんの授業後インタビュー

複業先生には、普段は民間企業で働く人、起業した人、昔は先生を目指していた人などなど、様々なバックグラウンドを持った方々が登録しています。実際に授業を行った複業先生の声をご紹介します。

今回お話を聞いたのは、Cocoさん 。現在は台湾在住でブロガーとして活動されています。高校2年生からニュージーランドに留学し、その後も海外で大学生活や仕事を経験。2019年にはラグビーワールドカップでサモア代表チームの通訳のお仕事もされるなど幅広い活動に挑戦されています。複業先生として台湾からリモート授業を行った感想を伺いました。


自分の経験がこんな風に誰かの参考になる、という発見

複業先生のことは、2019年のラグビーワールドカップでサモア代表チームの通訳をしていた時に、一緒に活動していたメンバーから聞いて知りました。
ワールドカップの通訳をしているときはTwitterでも活動内容を発信していましたが、その際にフォロワーさんからの反応で多かったのが「こんな仕事があるんだよ、と子どもに話しました!」という声。自分自身、日本での生活よりも海外生活が長いので特殊な道のりを歩んできたということは分かっていたものの、それが“誰かの参考になる”、“少なからず影響を与えられる“、というのは発見でした。
これをきっかけに私自身の活動を発信していきたいと考えるようになっていたので、複業先生として中学生のみなさんにお話しするのもいい機会だと思い、挑戦することにしました。

リモート授業のメリットは、リラックスできる環境

授業の前には、話すべきエピソードが複数頭の中にある状態でしたが、事前に受け入れ側の学校の先生とリハーサルも兼ねた打ち合わせをすることができ、そこでフォーカスしたい内容が固まっていきました。

授業本番は初対面かつリモートということもあり、生徒さん達の空気が若干緊張しているのを感じましたが、私が飼っている猫を画面に登場させるなどうまくアイスブレイクの時間もとれたと思っています。自宅など、先生自身もリラックスできる環境から授業を行えるというは、リモートスタイルの良さのひとつかもしれません。

今回の複業先生としての授業では、私の一方的な発信ではなく、日本で英語を学んでいる生徒の皆さんとzoomを通してお話ができたのがいい点でした。

日本で生活をしていると、英語を使う場面はまだまだ少ないですし、英語を使って仕事をしている人と話す機会もあまりないと思います。授業では、私自身のラグビーワールドカップの通訳としての仕事内容を具体的にお話させていただきました。英語という“武器”があれば国際的な注目度の高いイベントで貢献できることもあるんだよ、という話が生徒さんの英語学習への意欲を高められていたら嬉しいです。

元気な笑顔が印象的なCocoさん。今後も様々なことに挑戦していきたいという情熱やたくましさに、話を聞いているこちらもエネルギーをもらえるような時間でした。Cocoさん、素敵な授業をありがとうございました!

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