【インタビュー】学校の先生×外部人材のタッグによって生まれる学校の多様化|カタリバ・鈴木隆太様

複業先生を使ってみてどうだったか

どこの学校や地域でも、地域でプロジェクトをやって学んでいくのが軸だと思います。

その一環としてオンラインを活用して、普段交流することのない、社会人の人たちと

自分が持っているプロジェクトをブラッシュアップするワークショップを開催しました。

そこにIT系の職種金谷さん含め2名が参加し、一緒に学んだかたちです。

もっといろんな大人に会わせたいという課題は日ごろからありました。そこの観点で学校の授業だと雲南市の地域に限定したときに年々やっていくとバリエーションが固定化していってしまうので、どう多様性を広げていくかが課題です。コロナがきっかけでオンラインを使っていくことに踏み切れた。ITの仕事をしているひとに入っていただく世界観は実現できただろうけど、実現させるところまでの踏ん切りがつかなかったです。コロナがきっかけでオンラインを使っていくことに踏み切れました。ありがたい機会でした。

複業先生のこれから

複業先生に求めていることは先生を変えるというよりは、生徒とこんなことをやって、生徒がこんな風に変わりましたっていう実績を上げることですね。それが一番先生たちに刺さると思います。外部の人たちと生徒が交わるとこんなことができるというのをみせれたらいいですね。例えば、放課後に副業で関わってくれる方に生徒の探求を深めてもらうとか。学び方は変わってきてますね。一方的に教えてただインプットするのではなく生徒が自分たちでどう学んでいくかに重点が置かれるようになっています。

課題

企業側がどう規制緩和するか。教育は、大事だけど担えないという企業が多いので積極的に関われる企業が増えたらいいですね。

受け入れる学校側がどれだけ寛容になれるか。外部を受け入れられないルールや文化がある中でどう緩和するかですね。

この2つが複業先生を社会の当たり前にするために必要だと思います。

対学校で複業先生と一緒の取り組みをすることはあり得ると思いますが、管理職が外部人材を活用しようとしないとできないのが現状ですね。

それと、複業先生の対価を学校が払うのか?ボランティアなのか仕事なのかは重要になってくると思います。

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