6月11日(火)にイミグレ代表松木佳太氏が氷見高校で行われたキャリア教育の授業を取材させていただきました。
たくさんの話をされた中で、今回は『地元の先輩』という身近な立場から伝える『”地元”に賭ける起業家としての生き方、人生のミッション』の部分をご紹介します。
今日は大きく3つの話をします。
①どんな仕事をしているのか
②ウィズコロナの世の中
③地域の魅力を考える
気楽な感じで聞いてください。
氷見北部中→福岡高校→大阪大学経済学部。
その後、経営コンサルティング会社に就職して、売り上げを上げたり、利益を保つために経費削減しましょう!みたいなアドバイスをする仕事をしてました。
けど、4年働いた26歳の時に、地元に帰ってきて商売しようと決めました。
なぜ、そんなことを思ったかと言うと、
『いい人生だったなと思えるように、チャレンジしよう』
『病床で、たくさんの人にお見舞いに来てもらえるような死に方をしたい』
『夢見た世界を全力で勝ち取りに行く』
といったことを思いました。
”消滅可能性都市”って知っていますか?
人口が減って、みんなのための公共サービスが維持できなくなる。例えば、美味しい水が飲める水道を整備できない、下水処理ができない、など。なので市町村合併などを行わざるを得ない可能性のある市町村のことです。
氷見がそうなるって言われた時に、見知らぬ大人が『氷見が消滅する』ことをあっさり決めるということを想像したら、なんとも言えない気持ちになった。まあ、簡単に言えば、むかついたんです。笑
そうなったら、自分にできることをやりたくなった。
社長をやってみたい、一国一城の主に一度なってみたかったというのもあります。
氷見を消滅から守るためは、
①生まれる人を増やす
②亡くなる人を減らす
③出ていく人を減らす
③入ってくる人を増やす
の4つしかない。
①は、独身の僕が言っても説得力が無い。②は、病院とか医療とかが絡んできて、難しそうだし、③は出ていきたい人を止めるのもなんか違うと思った。そうなると、④食とか景観、魅力を伝えられるような仕事をして入ってくる人を増やそうと思って、今の宿『イミグレ』を始めました。
みんなが出会う大人はなにかしらの想いを持ってやっている。そんな部分に興味を持っていろんな人に会ってもらうと、いいかなと思います。
そんな中でも、怪文書を送られたり(笑)、邪魔されたり、やっかみなのかなんなのか、いろんなことがあった。こっちはそんなつもりがなくても、邪魔する人は出てくる。そんなのは気にしてても仕方ない。僕はそう思います。
この後はコロナの現状をお伝えしようと思います(続く)