「中高生の壁を少しでも低く!」高校生SDGs未来会議開催③

3人目のゲストスピーカーである金谷さんには「SDGs」×「教育業界」×「起業」についてお話ししていただきました。


   金谷智
   富山県高岡市出身
   学芸大学教育学部卒。
   卒業後は公立小学校教員として勤務。
   その後はゼクシィやリクルートにてIT関連の仕事を経て
   (株)LX DESIGNを設立。
   https://www.lxdesign.me/company
   “全ての子どもたちに未来が広がる学習機会の提供を目指して”、
   2018年、小学生向けのフリーランス・アプリ開発エンジニア入門
   講座を開始。富山県内の学童保育を中心に既存の教育機関と連携
   した新しいIT教育が受けられる環境作りを推進。
   他にも高校生向けのサマーインターンシップや学校の教員向けの
   研修、大学生向けの教育・地方創生について学ぶ勉強会を実施。

   「”複業”で教育に関わりたい全ての人にその機会を」
   普段別の仕事をしながらも教育に関われる「複業先生」を実施。
   https://www.fukugyo-sensei.me/

「複業先生」って?

金谷:これは簡単に言うと、元々学校の先生をやってない大人が学校の先生やってみたい!ってなったときに例えば週1とかで学校の先生をやる機会が見つかるよ。みたいなお仕事サイトのことです。

普段は別の仕事してるしてるけど教育に関わってみたいとか、SDGsの関係などで地元の教育に関わることで持続可能な地域を作りましょうとか、地元の子供たちにも色んな大人と関わる機会を提供してあげましょうみたいな「平等な機会の提供」をしています。

なぜ始めたのか

金谷:色々な理由でフルタイムで先生やるのは厳しいけど自分の経験や知識を学校にも還元したいっていう人が結構います。仕事って給料とか色んな制約について考えながら選んでいるんですね。でも色んなしがらみを週1の複業なら目を瞑ってできるじゃないですか。不安より好奇心が勝ってくれるんじゃないかなぁと。

もっと具体的に言うと、学校の先生をしている人は全国に100万人います。これは人口1億何千万人の1%くらい。一方で教員免許持っているけど教員やってない人は400万人もいるんですよ!
その人たちで週1ならやってもいいよっていう人は80%もいます。そこを繋ぐことで先生不足も解消されるし、80%の人の願いも叶えられる。

あとは地方に移住して地域の人と関わりたい、SDGsみたいなことをしたいけど地方だと仕事がない。そういう人達に機会の提供として複業で仕事を探す。
複業先生に関わる=必然的にSDGsに関わるし、地域の教育にも関わる、地域のコミュニティもできる。『全ての願いがここにある。』これはやるしかない!と思いました。

「起業」と「SDGs」

金谷:僕たちいわゆる起業家にとってはSDGsっていう言葉は当然っていうかsocial goodをやりましょうとか、かっこいいとかは当たり前なんですね。social goodじゃない仕事なんか絶対にしないみたいなのを決断して起業していますから。
SDGsの波がようやく来たか、みたいな感じで。こっちは10年前からsocial goodやってますっていう世界観で勝負しているので!

最後に。皆さんがもし僕らの世界観に興味があるなら高校生でも複業先生できますので、是非関わって頂いて一緒に教育業界をアップデートしていけたらなと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です